水引について詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。こちらでは、水引結びの種類一覧や、水引結びの使い分け方、結婚祝いにぴったりの水引の本数と色や結び方を解説いたします。TPOに合わせた水引の使い方を学べば、いざというときに困りません。
あまり見ていないようで、実は多くの方が水引結びの種類、使い方について見ています。水引結びを使うべきシーンや、正しいマナーについて理解しておくとともに、水引の結び方や色・本数が持つ意味を知れば、相手への思いもよりいっそう深まるはずです。
水引の使い分け方とは?なぜ多くの種類があるのかを解説

水引は、その結び方や色、水引の本数などによって、様々な意味があるため、シーンに合わせて使い分けなくてはなりません。
うっかり間違えてしまうと、お祝い事に使う水引として不適切だったり、相手に不快な思いをさせてしまったりする可能性があります。水引にはそれぞれに意味があり、お祝い用の水引ひとつとってもバリエーションが豊富です。
水引を使った表現は、祝儀や不祝儀を贈る相手がどのような気持ちでいるかを表す方法だからです。快気祝いであれば「もう体調を崩さないように」という意味の水引を使い、出産祝いであれば「たくさん子どもが産まれてもみんな元気でいられますように」など、繰り返しお祝いをする意味の水引を使います。
水引結びの種類一覧!正しいマナーとは
一口に水引結びとは言っても、実に様々な種類があります。ここでは、水引結びの種類やマナーを一覧にしてご紹介いたします。水引結びの種類やマナーを学ぶことで、今後の役に立つと思いますので、ぜひご覧ください。
花結び
花結びとは、ちょう結びのことを指します。引っ張ると簡単にほどける上、何度でもすぐに結び直せるのが特徴のため、「何度あってもよいお祝い事」に対して使われる水引結びです。例えば、出産祝いや昇進のお祝い、結婚記念日などが挙げられます。逆に、「繰り返してはならない」病気や事故のお見舞い、弔事などには使いません。
結び切り
一度結ぶとなかなかほどけない、固く結ばれているのが特徴の「結び切り」には、「一度きり」という意味があります。お祝いだけでなく弔事にも使われます。お祝いの場合には、何度も繰り返さない方がよい結婚祝いや快気祝いとして、そうでない場合には、白黒の水引を使って弔事に使われます。
あわじ結び
結び切り同様に固く結ばれ、なかなかほどけないのがあわじ結びです。こちらはお祝い事に使われる結び方で、主に結婚祝いに使われる水引結びです。
水引結びの種類について、一覧にしてご紹介いたしました。今まで知らなかった結び方を一覧の中から見つけることができたのではないでしょうか。
祝儀袋や水引のデザインを見て、「かわいいから」といった単純な理由で選ぶのではなく、きちんと水引結びが持つ意味を理解してお選びください。
結婚祝いにぴったりの水引の本数と色とは

水引飾りを使う代表的なシーンといえば、結婚式が挙げられます。結婚祝いのご祝儀や贈り物に使う水引はどのようなものがよいかをご存じでしょうか。
水引はよく見ると、種類によって使われている本数が違っています。お祝い事の際に使われる水引の一般的な本数は「5本」ですが、結婚祝いになるとその数は「10本」になります。
これは、家族になるということ、つまり両家が合わさったことで5本が倍の10本になり、喜びも重なったという意味を持つといわれています。
また、水引の色にも注目です。結婚祝いには、おめでたい色の「紅白」「金銀」などの色を使うのが一般的とされています。白や黒は適している色とはいえません。
ただし、贈る相手との関係性によって、違う色合いの水引を使うこともあるでしょう。親しい間柄であれば、相手の好きな色の水引を使って、ご自身で水引飾りを作るのもおすすめです。
結婚祝いにふさわしい水引の結び方とは?
続いては、結婚祝いの際に使うべき水引結びの種類についてご紹介いたします。
結婚式は「一度きりのお祝い」のため、何度も繰り返すお祝い事とは区別する意味の結び方を使います。そのため、結婚祝いには「結び切り」か「あわじ結び」が好ましいです。
どちらも「一度きりのお祝い事」に使うもので、特にあわじ結びは、一度結ぶとなかなかほどけないことから、結婚祝いに適した結び方とされています。
その他にも、様々な水引結びがあり、例えば、ちょう結びはすぐにほどけてしまう結び方で、何度でも結び直しができるため、結婚祝いにはふさわしくありません。ずっとパートナーと添い遂げる、人生一度きりが望ましい結婚式では、あわじ結びもしくは結び切りをお選びください。
水引結びはマナーを守り、種類を知って使い分けよう!
水引結びは意外と奥が深いものです。どのようなときに、どのような水引結びを使えばいいのか混乱してしまうかもしれませんが、水引結びの種類や意味をきちんと理解しておけば、難しいことはありません。
ご自身で作った水引飾りを使えば、ご祝儀や贈り物にも、よりいっそう深い思いが込められるのではないでしょうか。
水引ライナーのオンライン水引結び講座では、水引結びの結び方を連続的に捉えられる動画やライブ配信を基本にわかりやすくお伝えしております。水引を使ったアレンジ方法、材料や道具の種類・選び方など、水引結びビギナーの方に向けて様々な情報をお届けしておりますので、ぜひご活用ください。
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