水引結びの中でも「梅結び」は特に人気があり、お祝い事をはじめ幅広い用途に使える代表的な結びです。そのような梅結びの水引飾りをご自身で作る際にぜひチェックしておきたいのが、梅結びに使う水引の色や本数です。
できあがりのボリュームや印象ががらりと変わるため、まずは基本の梅結びを覚えてチャレンジしてみましょう。こちらでは、梅結びを使ったポイントアレンジなどの使い方、水引の本数や色などについて解説いたします。
梅結びを使ったワンポイントアレンジをご紹介

とても凝ったつくりのように見える梅結びは、実はとても簡単に作れる上、様々なアレンジをしやすいのが特徴です。
梅結びを使った水引飾りは、お祝いの際にご祝儀や贈答品の装飾品として使われ、ちょっとしたギフトや手紙など、様々なものを包む際のアクセントにするのもおすすめです。
親しい友人や家族へのおみやげなど、かしこまったプレゼントではなくても、梅結びの水引飾りを使うことでちょっとした心遣いが垣間見えるでしょう。
水引の色や本数を変えることで、バリエーション豊かな梅結びの水引飾りが作れます。ちょっとした雰囲気の違いを楽しみながら、相手のことを考えたワンポイントアレンジをしてみてはいかがでしょうか。
梅結び、水引の本数の意味とは?覚えておきたいポイントを解説

梅結びに限らず、水引の本数は「奇数」が基本です。そのうち最も多いのが5本で、少ないと3本、7本、そして10本と多くなります。
水引の原型はもともと隋(中国)から伝わったもので、本数が奇数である由来は中国の陰陽説で、「偶数は陰数、奇数は陽数」とされていることが起源になっているといわれています。
10本は偶数ですが、結婚式などのお祝いでは家族が増えることを指し、5の2倍で10本とされています。
ただし、奇数の中でも9は「苦」を連想することから避けられており、水引の本数は3・5・7・10のいずれかになっています。本数が多ければ多いほど梅結びを作ったときに豪華で華やかな印象になります。シンプルで小さなものを作りたいときには本数を減らして作るとよいでしょう。
作った梅結びをどのように使うのか、用途に合わせた本数にするのがおすすめです。
梅結びに使用する水引は何色がよい?用途に合わせた色の選び方をご紹介
梅結びに使う水引の色について見てみましょう。水引の色は紅白、金銀や赤と金などの明るい組み合わせが一般的なお祝いに用いられます。仏事は白黒、黒と銀などモノトーンを使い分けます。
お祝い
- 紅白(赤白)…お祝い事(慶事)全般
- 金銀…長寿祝い、結婚祝いなど
- 赤と金…正月の門松の飾りなど
仏事
- 白黒…仏事全般
- 黒と銀…仏事全般
- 白と黄色…黒を使わない地方での法要など
こうした基本の色を押さえておくとともに、アレンジをして水引作品を作る際には、思い切った色の水引を使ってみましょう。ご自身の好きな色を使うのはもちろん、プレゼントを作る場合は相手の好きな色を使ったり、梅結びに使うすべての水引の色を1本ずつ変えてみたりするなど、楽しみながら色選びをするのがおすすめです。
用途に合わせた水引の色と結び方の組み合わせを解説
作った水引飾りを何に使うか、用途にあわせた水引の色の選び方と結び方の組み合わせについてご紹介いたします。
一般的なお祝い事
- 水引の色:紅白(赤白)
- 結び方:ちょう結び
- 用途:出産祝い、入学・進学祝いなど
- ポイント:何度あってもよい祝い事はちょう結びを使います。結婚祝いなど1回のみの方が望ましいものの場合は使いません。
結婚祝い
- 水引の色:紅白(赤白)、赤と金、金と銀
- 結び方:結び切り、あわじ結び
- 用途:結婚祝い、結婚内祝いなど
- ポイント:一度きりという意味をこめて「結び切り」「あわじ結び」を使います。
めったにないお祝い
- 水引の色:金銀
- 結び方:ちょう結び
- 用途:長寿の祝、開店祝い、新築祝いなど
- ポイント:よく用いられる紅白でもかまいませんが、より特別感を演出できる金銀の水引がおすすめです。
梅結びはお祝い事全般に用いることが多く、ちょっとしたプレゼントに使うのもおすすめです。相手のことを考えながら、様々な組み合わせを考えてみてください。
梅結びの水引飾りを生活のワンポイントに!アレンジは無限大!
いくつかある水引の結び方の中でも、梅結びは特に汎用性が高く、様々な祝い事に使える結び方です。その見た目のかわいらしさから、アクセサリーやキーホルダーなどのワンポイントとして、日常の中に取り入れる方も増えています。
水引ライナーでは、梅結びはもちろんその他の結び方もレクチャーしており、水引のアレンジ方法についてもご紹介しております。古くから使われている水引について、ぜひ知識を深めてはいかがでしょうか。
水引飾り(梅結び)の結び方を学ぶなら水引ライナーへ
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