水引結びの結び方・結び切りとは?概要や使用上のマナーについて解説

水引結びの一種である結び切りは、離れないことを願う婚礼関係や繰り返しを望まない意味で弔事に使われる結び方です。水引ライナーでは、水引飾りの作り方などが学べるオンライン講座を実施しております。

結び切りを使用する際のマナーとは?

おめでとう・祝儀袋

水引結びの結び方にはいくつかの種類があり、それぞれ使用する場面や意味合いが異なります。誤った方法ではマナー違反になってしまうため、正しい知識が不可欠です。

ここでは、水引結びの結び方のうち、結び切りの概要や使用する上でのマナーをご紹介いたします。

結び切りとは

結び切りとは、水引を固結びで結ぶ方法です。本結び・真結び・固結びと呼ばれることもあります。
結び切りにした水引は、簡単にはほどけません。このような状態にちなんで、一度きりにしたい(繰り返しを避けたい)場面で用いられます。
結び切りと反対の性質を持つ結び方として、「蝶結び」が挙げられます。簡単にほどけて何度も結び直せる蝶結びは、婚礼や快気祝いなどを除くお祝い事や、挨拶・お礼などの幅広い場面で使われる結び方です。

結び切りが使われる場面

結び切りは前述したように、一度きり・繰り返しを望まない場面で使用される水引結びの結び方です。具体的な場面として、以下の例が挙げられます。

・婚礼関係
結婚式や結婚祝いなどです。紐が固く結ばれた状態から、「離れない二人」という願いも込められています。
・快気祝い
おめでたいことではありますが、傷病という苦しみがもとになる出来事です。「快気祝いの繰り返しは避けたい=今後傷病による苦しみが起こらないように」という意味合いを込め、結び切りが使われます。
・通夜や法事などの弔事
弔事も繰り返しを望まない場面であるため、結び切りを用います。

このように結び切りは、人生で多く起こらない・繰り返しが望ましくない特別な場面で使用される結び方です。

結び切りで注意したいマナー

結び切りを使用する際の注意点として、使用する水引の色や本数が挙げられます。

結び切りが使用される場面はいくつかあり、いずれも繰り返しを望まない点が共通しています。しかし、非常におめでたい祝いごと、復帰に関するお祝い、お悔やみを示す場面など、有する性質の違いは大きいです。そのため用途によって、水引の色・本数を変える必要があります。
お祝いにおける水引の色は「赤・金」もしくは「紅白」です。金色を用いたほうがより華やかになるため、高価な贈り物の水引には赤・金を用います。本数は5本1組が主流ですが、品物の内容によって3本または7本のケースもあります。粗品は3本、高価な贈り物は7本が一般的です。
同じお祝いでも、婚礼関係には「金・銀」の水引が採用されます。金額によっては赤・金も用いられます。両家で5本指を重ねるという意味合いから、10本結び切りを用いるケースも多いです。
一方で弔事の場合、水引の色は「黄・白」または「黒・白」です。本数はお祝いの場合と同様に、5本1組を基本としつつ、金額によって変わります。
用途と異なる色・本数の水引を使うのはマナー違反ですのでご注意ください。

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内祝い・バラ

結び切りとは、水引を固結びで結ぶ方法です。一度結べば簡単にはほどけない結び方であることから、人生で一度きりにしたい(繰り返しを避けたい)場面で用いられます。結び切りが使用される代表的な場面は、結婚式・結婚祝いなどの婚礼関係、快気祝い、通夜や法事などの弔事です。結び切りを使用する際には、水引の色や本数にも注意しなければなりません。結び切りが使用される場面は、一度きり・繰り返しを望まない点は同じですが、性質には大きな違いがあります。そのため婚礼関係は金銀や赤金で10本1組の水引、一般的な慶事は赤金や紅白、弔事は白黒・黄白など色や本数の使い分けが必要です。場面に合わない色や本数はマナー違反となるためご注意ください。

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