水引の切れっぱし活用法!はんぱが出た時のマイルールとそうする理由

水引で何かを作っていると、必ず半端な長さの水引が出ますね。
特に、何か新しいものを生み出す時などは、すごい量の半端な水引が出て、机の上がごちゃごちゃになります。そんな、はんぱ水引を皆さんはどうしていますか?

マイルールを作った理由

私は最初の頃はとにかくもったいなくて(今もですが…)、なるべく水引を使わないで済むようにという事に気を取られてしまっていました。

でもそうすると、一番大事な『良い作品を生み出す』という事が、おろそかになってしまう感じがして、「水引の消費を気にせずに作りたい!」と思うようになり、『気兼ねなく水引を使って制作に集中できるようにするにはどうしたらいいだろう?』と長年思いながらできてきたルールがあります。

マイルール

はんぱ水引を捨てずにとっておくのはもちろんなのですが、ただ一緒くたにまとめてとっておいても、長さや色がバラバラの状態では使えるものを探すのに時間がかかってしまうので、ルールに沿ってちゃちゃっと水引を整理します。

マイルール①

はんぱ水引の中で30㎝以上あるものを集めて、なるべく傷んでない部分を30cmに揃えてカット!
いちいち測るのも面倒なので、だいたい30cmがちょうど入るトレーを見つけて、トレーの幅に合わせて目分量でカットしそのままトレーにイン!させています。

はんぱ水引の活用法1。30cmがちょうど入るトレーの幅に合わせて目分量で水引をカットし、いつでも使えるように。

カットした余りの中でもう一度30cmとれるものがあれば再度カット。


30cmという長さは、何か試しに結んでみる時などに、最低限は必要だと思われる長さです。

マイルール②

続いて、残った30cm以下の水引で色ごとに4種類に分け、12〜13cmでカット!これもトレーに合わせて切り、もう一回カットできるものはする。

はんぱ水引の活用法2。色ごとに4種類に分け、12〜13cmでカット!これもトレーに合わせて切る。

これより短くなった水引は、最後ありがとサヨナラします。

※ちなみに私が使用しているのは、基本の長さ90cmの丸められてない真っ直ぐな水引です。

その後はんぱ水引はどう活用するのか

そしてそれをどう使うかというと?

30cmの水引は
自分で何か試しに結んでみたりする時などに使ったり、実はCreemaというハンドメイドサイトで、訳ありお徳用水引として販売していたこともあり、かなり人気でした!

短い方は

ワークショップ用に使います。『結び』を教えるのって結構大変で、簡単な結びではあまり可愛いものも作りにくいし、お子様や、不特定多数の方が来られる場所などでは、気軽に水引を楽しんでもらえるワークショップとして、水引を貼るだけのアートフレーム作りをよくやってました。

水引を貼った上に台紙を重ねたもの、かなり短い水引でも可能。お子さんでも綺麗な仕上がりに見えるのでとても喜ばれます。

こちらは、自分好みの海色を水引を貼り重ねて作るワークショップ。スタンプで文字や日付なども入れられるようにしています。メンズも熱中するワークショップ。

この短い水引を、わざわざ90cmからカットしていろんな色のバリエーションを作ろうとすると、切っちゃうのもなんかもったいないしそれなりに手間なので、普段から作り貯めておくと便利なんです。


これらのワークショップに使うのに足りる長さということで、12〜13cmにしています。

あとはちょっと色を確かめる時や、色合わせを検討する時など、色見本のように使ったり、水引などを束ねるのに使ったりもします。

おまけ☆
もっと短い水引も、松葉の練習に使えますよ!最も練習が必要な技法の一つ、捻り松。なかなか水引の消費も激しいので、ぜひ気兼ねなく使えるハンパ水引でいっぱい練習してください♪ここまで使う方はもう捨てるとこなしです!

と、このように30cm以下は再利用水引を優先して使った上で、30cm以上の水引は新品を気兼ねなく使う、というルールにしています。

私のように大量の水引を使う方はそこまで多くないかもしれませんが、やっぱりもったいない気持ちは一緒ですよね。

よかったら、参考にしてみてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。