水引毬飾りを作る『まるくなる会』開催&東京駅丸の内KITTEの水引ツリー見学へ

円卓で輪になり、水引仲間と毬をつくる『まるくなる会』の第一回を終えました。

このイベントは、オンライン上のグループ『アーティスティック!水引ライナーLab(以下Lab)』内での「何かオフ会やろう〜!」の一声で自然に日程や内容、最適な開催場所がトントンと決まり満員ぎゅーぎゅーで開催に至ったものです。

過去の個人レッスンでも水引毬飾りを習いたいという方はダントツで多く、僻地にあるわたくしmiconoのアトリエまで遠方から習いに来る方が後を絶ちませんでした。

個人レッスンをしている水引アートクリエイターmiconoのアトリエ

水引毬飾りは、その複雑さからワークショップも開催したことがなく、今まで直接の個人レッスンでのみ伝授していたものです。

Lab内でもやはりダントツでご要望が多く、ちょうど水引毬飾りの作り方をコンテンツにまとめてより多くの方に届けられるようにとの構想を描いていたところでもあったので、その精度をあげるためにも「まるくなる会」は私の教える練習にもいいかもしれない♪との魂胆もあり笑、開催させていただきました。

水引毬飾りを作るまるくなる会の様子

毬という球体をいくつものあわじ結びの組み合わせでつくりあげることは、水引細工の基礎を身につけるのにもとても良い練習になるので、Labメンバーのレベルアップのためにもいいなというのもありました。

水引で完全な球体をつくるのは正直とても難しいです。私自身も作る度に最善の仕上がりは目指しますが完璧とは言えず毎回もっと良い方法はないかと考え続けていますし、気を抜いていたり久々に作ると歪になったりもします。本当にどこまでも終わりがありません。だからこそ、この会は継続していきたいと思っています。

Instagramを過去に遡ってもらうと、水引毬飾りの歴史をちょっとだけ感じられます。

miconoが5年以上の歳月をかけて洗練させてきた水引毬飾りを、ここからはLabメンバーみんなで進化させていけたらいいなと思っています。 

また、会を重ねるうちに、入ったばかりだった方が、自然と後から入ってきた人を教える立場になり、人に教えることで自分もさらに上達していくという連鎖が生まれたり、同じ目線の仲間と同じ悩みを共有できたり教えあえたり、そういった人の輪もできていけばいいなとの思いも込めての『まるくなる会』という名前です。

第一回まるくなる会の記念すべきメンバー達。
写れなかった方もいますが、第一回まるくなる会の記念すべきメンバー達。

すでに作家活動をされてる方がほとんどでしたが、中にはまだ水引をはじめて半年という方もいらっしゃいました。そういった方はLabに入るのにやはり躊躇してしまうようなのですが、思い切って飛び込んできてからの上達は目覚ましいです。

Labの一番の目的は、各々の目標を実現しながら全体としても水引を進化させていくこと。そのためにフラットに学びあえる場でありたいと考えているので、水引歴は関係ありません。伝統的な技術を受け継いでいくことももちろんですが、頭の柔らかいビギナーさんから学ぶこともあります。そんな心構えで、やるぞ!というエネルギーのある方なら、今日から水引はじめます!という方でも飛び込んできてくれる方は歓迎します。


まるくなる会の後は、ちょうど開催地近くだった東京駅丸の内KITTE内で開催されているクリスマスイベントの【WHITE KITTE 〜こころ、むすぶ、クリスマス〜】の水引イルミネーションツリーを見学に行きました。ちょうどこのツリーも、丸い水引パーツを連ねて作られているんです。これは『まるくなる会』として見に行かない手はない!ということで、マニアック水引軍団でぞろぞろと行ってきました笑

東京駅KITTEの水引イルミネーションツリーを水引ライナーLabで見学に

ツリーはかなりの高さがあり、一番下のパーツでも肉眼では水引の細部まではっきりと見えないくらいです。これは動画でも記録してきたので、ぜひご覧になってみてください。

毬を吊すのは、水引で大きな展示物を作ろうとする時によくやられる方法で、実はmiconoの常設展示品がある千葉県の旅館『鴨川館』のディスプレイも当初この案で依頼されてたりします。最終的には私のデザイン案の方を採用いただき、現在は全く別な展示が完成しています。詳細はこちら↓

ちょっと話が外れましたが、このツリーが新しいのは、ランダムにただ毬を吊すのでなく、毬の配置が正確に計算されており、毬自体がイルミネーションプログラムによって光ることで、見る角度により様々な幾何学的・立体的イルミネーションが浮かび上がるようデザインされている事かなと感じました。

東京駅KITTEの水引展示

また、使われている水引パーツの展示もされています。単純なあわじ結びの連続で作られており、ソフトボール大くらいのボリュームがあるので、90cmの水引では足りないようで、継ぎ目がありました。

東京駅KITTEの水引展示の丸いパーツ

一つの毬としてみればもう少し完成度は欲しいですが、この展示では細部のこだわりよりもこの膨大な数を限られた時間で作りきること優先で考えられたのだろうと思います。これだけの数を仕上げたことが何より凄いと圧倒されます。

イベントは12/25まで開催されています。KITTEのクリスマスイベントの詳細はこちら


最近ついに100名を超えた水引ライナーLabも、この『まるくなる会』などで力をつけ、私一人では作れないようなこういった大規模なディスプレイを制作できるチームに育てていきたいなーなんて想いがムクムクしてきてしまいました…あとは、グループ展とかもいつかしたいなー♪

アーティスティック!水引ライナーLab

と、そんな感じで夢は膨らみますが…着実に力をつけていくために、そろそろ『第二回 まるくなる会』の詳細をグループ内で決めていこうと思います^^


最後に、おまけ。
Labメンバーさんにいただいた新元号を記念した水引飾り。
普段お目にかかれることがない皇室専用の『紅水引』が使われています(輪の中心に垂れ下がっている黒っぽく見える水引)。今では、古来からの技法でこの紅水引を作れるのはただ一人となってしまっているようです。

新元号記念の紅水引が使われた水引飾り。

この水引飾りを作られている木下水引さんが上記でご紹介した水引ツリーに関わられているのもあり、ちょっとご紹介をさせていただきました。

来年ははじめて、いただいた水引飾りで新年を祝いたいと思います♡

最後までお読みくださり、ありがとうございます。


2020.3. 水引毬飾り大全がついに形になりました♪詳しくはこちら