![水引を使った四つ編みアレンジ【タータンチェックバンド】の作り方](https://i0.wp.com/mizuhikiliner.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_9034.jpeg?fit=1024%2C576&ssl=1)
寒くなってきましたね。そろそろタータンチェックの季節です。
洋の紋様であるタータンチェックを、和の素材『水引』で作るという、ちょっと面白いことにチャレンジしてみました。
水引を編む場合、三つ編み四つ編み五つ編み・・と様々な編み方がありますが、四つ編みが一番手頃にチェックらしくなったので、四つ編みにしています。
この四つ編み単体では、まだ、ただの水引タータンチェックバンドで作品というよりは『素材』の段階なので、この水引タータンチェックバンドを使ってさらに色々なものにアレンジしていただければと思います。
用意するもの
水引6色(※最低18本)・セロハンテープ(重りとしても使用)あれば→ 木工用ボンド・筆
※水引は各色【2本・2本・3本・3本・3本・5本】の6色計18本で水引タータンチェックバンドが一本編めますが、色・本数共に余裕を持ってある方が配色の検討ができるので良いです。
タータンチェックとは?
日本でも馴染みのあるタータンチェックですが、改めて調べてみると、スコットランド・イギリス伝統の織物で、デザインごとに歴史や意味などがあり、日本で言う家紋のようなものに当たるとも言われているようです。
![家にあったタータンチェック柄](https://i0.wp.com/mizuhikiliner.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_6215-e1572399125223.jpeg?resize=511%2C275&ssl=1)
タータンチェックの定義としては、経糸と緯糸に使う糸の色と数が同じで、二色以上の色(ライン)が垂直に交わっており、綾織りで作られたウールの織物だそうです。スコットランドには登記所まであり、そこに登録されているものが、正式に『タータン(tartan)』と名乗れるそうです。
今回ご紹介するのは、上記のように、厳密にはタータンチェックではないので、『タータンチェック風』としておきます笑
作り方
一番の難関、配色!
やってみて意外に苦労した点なのですが、なかなかタータンチェック風の色あいにならないのです。というか、オシャレな色あいにならない笑…
水引自体たくさん種類があるようで実は、色のニュアンスがなんか違うんだよな…と言うことも多く、見本とする配色があってそれに近い色を選んでいっても、微妙なイメージのズレが出てきてまい、他の色との相性などもあり、なかなかしっくりくる組み合わせができませんでした。
![水引はたくさん種類があるようで、実は色合わせが大変](https://i0.wp.com/mizuhikiliner.com/wp-content/uploads/2019/07/IMG_4785.jpg?resize=511%2C301&ssl=1)
なので「この配色を再現するんだ!」とあまり限定的に考えず、持ち合わせの水引で合わせてみながら「あ、なんかこの組み合わせいい感じかも♪」と偶発的にできる配色でお楽しみいただければいいかなと思います。
編む前の準備
90cmの真っ直ぐな水引を6色、計18本使用します。
・仕上がりが短くなりますが90cmより短くてもOK
・真っ直ぐな水引でなくても編めるが絡まりやすい
これを各5・5・5・3本の4束に分け、そのうち2束はそれぞれ画像↓の上と下のようにストライプ模様を作ります。
![水引タータンチェックバンドの配色仕方のポイント](https://i0.wp.com/mizuhikiliner.com/wp-content/uploads/2019/10/スクリーンショット-2019-10-30-10.08.35.png?resize=512%2C274&ssl=1)
他の色を使う場合も、この配色にするとタータンチェックっぽくなりやすいです。
![水引の端をセロハンテープでとめる](https://i0.wp.com/mizuhikiliner.com/wp-content/uploads/2019/10/スクリーンショット-2019-10-30-10.08.10.png?resize=512%2C274&ssl=1)
![水引の束をセロハンテープでまとめる](https://i0.wp.com/mizuhikiliner.com/wp-content/uploads/2019/10/スクリーンショット-2019-10-30-11.02.31.png?resize=512%2C274&ssl=1)
![四つ編みをする時はセロハンテープを重しにして固定](https://i0.wp.com/mizuhikiliner.com/wp-content/uploads/2019/10/スクリーンショット-2019-10-30-10.09.00.png?resize=512%2C274&ssl=1)
水引の四つ編みのやり方
では、早速編んでいきましょう。ここからは断然、動画がわかりやすいので、こちらの動画の5:06あたりからご覧ください。(最初からみてもこの記事をより理解できます)
編んだ後、解けないように好きなところでカットする方法
四つ編みが解けないようにするには、木工用ボンドを使用します(どこにでも売ってる一般的なボンド)。それを、カットする部分に筆または手で厚めに伸ばし塗っていきます。
作品に使う部分にはボンドが付いてない方が見栄えがいいので、カットする部分で作品にした時に見えない部分だけに塗ってください。
![水引の四つ編みが解けないようにボンドでコーティング](https://i0.wp.com/mizuhikiliner.com/wp-content/uploads/2019/10/スクリーンショット-2019-10-30-10.09.53.png?resize=512%2C274&ssl=1)
乾いたら、塗った部分の真ん中あたりをカットします。(あまり塗ったところの際ギリギリでカットすると、解けます)
アレンジ作品を作ってみよう
私が配信している記事や動画を参考に、さらに進化した作品が生まれてくることが楽しみの一つであり、とても勉強にもなります。この水引タータンチェックバンドで、まずは自分の家紋となるようなチェック柄を生み出し、独自の作品作りにもぜひトライしてみてくださいね。
今回は、完成されたものの作り方ではなく、作品作りの素材・アイディアとなるようなものをご紹介させていただきました。
![水引ライナーのハッシュタグを使うと、他の水引仲間と繋がれます](https://i0.wp.com/mizuhikiliner.com/wp-content/uploads/2019/10/#水引ライナー-1.png?resize=1024%2C576&ssl=1)
何か水引ライナーの記事・動画を元に作った作品などを投稿する際に【#水引ライナー】のハッシュタグをつけていただけると、他の水引仲間と繋がれ、私も発見できるので嬉しいです♪
水引タータンチェックバンドの作品例
ちなみに。これはもうかなり前ですが、水引タータンチェックバンドで作って販売していたミニブローチ。子どもの蝶ネクタイとしても人気で、うちの息子も黒をなにかと愛用していました。
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それでは、最後までお読みくださりありがとうございました。