著者:micono

ときむすびは二つに一つ

※「ときむすび」はmiconoが作った造語で水引コミュニティの名前でもあります。 水引を結んでいると、上か下か、右か左か、というような常に二つに一つの選択を積み重ねて形ができていくことに気付きます。  例えばあわじ結び。 […]

わからないまま

何かを伝えるのには整合性をとって言い切るのがいいようにも考えていたんだけど、そもそも何をもって正しいことにできるんだろうとどこまでも疑問でしかなく。 私普通に勉強はする子でしたが、なぜか歴史の授業って全くピンと来ず、多分 […]

折り合いをつける

水引毬飾りは幾何学的な構造ではないので、どんなに正確に丁寧に作っても完全な球体にはなりません。 あわじ結び同士が中途半端に重なったり、こっちを動かせばあっちがずれ、気づいたら隙間ができてたり、なんとなく角張ったり、、 作 […]

ときむすび

ちょっと変わった結びをつくりました。 主宰するコミュニティ「水引ライナーLab」はお陰様で4年以上に渡り交流を続けることができ、共に過ごし関わっていただいた皆さまありがとうございました。 2023年12月より「ときむすび […]

水引とこれからについて

水引ライナーをご利用いただいている皆さま、いつもありがとうございます。久々の更新となってしまいましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします! 昨年は水引ライナーがご提供する唯一の基礎メニューである水引毬飾り®︎が商標登 […]

相生結び(アイオイムスビ)

解説 相生とは「一つの所から互いに接して生え出る」ということで、それが「共に成長する」「夫婦が長生きする」というような事に例えられ、水引では共に願う場面で使われる。実際に結んでみるとよく分かるが、結びの構造がまさに同じ根 […]

松結び(マツムスビ)Vol.2

解説 水引飾りには欠かせない、お祝い事のシンボルである松竹梅の一つ。松結びと名のつく結びは多く存在するが、今号では松結びVol.1に続き、古典的な松結びを再び取り扱う。今号では老いの波(水引を専用の器具でくるくると巻くこ […]

松結び(マツムスビ)Vol.1

解説 水引飾りには欠かせない、お祝い事のシンボルである松竹梅の一つ。松結びと名のつく結びは多く存在するが、今号では最も代表的な松結びの基本形と、構造的に近いがとても珍しい松結びを紹介する。 この結びでいう「松」は、盆栽や […]

「組む」花の結び

解説 水引を「組む」ことで花の形を作る、かなり古い書物にしか載っていない大変珍しい結び方である。「折りたたむ」花の結び(下記画像)と見た目は似ているが構造が異なる。 ひと連なりの水引を折りたたみながら花の形を作るのに対し […]

七宝結び(シッポウムスビ)

解説 七宝結びは、水引において古い記録は確認できず伝統的に使われてきた結び方ではないようだが、袈裟結び同様、近年水引ハンドメイド市場において活用されるようになってきている。吉祥文様でもあり水引愛好家の中でもモチーフとして […]

「折りたたむ」花の結び

解説 水引を折りたたみながら花の形を作っていく珍しい結び方。古くから水引の書物では花といえばほとんどが「梅の花」なので、前号までの「梅結び」の一種とも言えますが、応用範囲が広く様々な特徴の花を形作れる為、ひろく「花の結び […]

梅結び(ウメムスビ)Vol.3

解説 数ある水引の結び方の中で基本の結びとも言える梅結び。梅結びには、固く結ばれた絆、魔除け、運命向上の3つの意味が込められており、とても人気のある結びである。日本古来の縁起物「松竹梅」から、梅結びは縁起のよい結びとして […]

梅結び(ウメムスビ)Vol.2

解説 数ある水引の結び方の中で基本の結びとも言える梅結び。日本古来の縁起物「松竹梅」から、梅結びは縁起のよい結びとして、結納・祝儀袋などお祝い事に多く用いられる。Vol.2では抜きあわじ結びから始まる梅結びを紹介する。 […]